つづき

マジック:ザ・ギャザリング イベント規定/Magic: The Gathering Tournament Rules
http://mtg-jp.com/rules/docs/JPN_MTR.html

総合ルール/Comprehensive Rules
http://mtg-jp.com/rules/docs/CompRules_j.html
総合ルール(CR)とはまた別のやつです

引用しているのは一部であるため全文を見る場合には上記のURLより公式で確認して下さい。



●4. 意思疎通

●4.1 プレイヤーの意思疎通
 プレイヤー間の意思疎通は、仮想のオブジェクトや非公開の情報を含むゲームのプレイを行なうための根本である。ブラフはゲームの一側面ではあるが、プレイヤーが発言その他の方法で示すときにしてよいこととしてはならないことにはっきりと線引きをしておく必要がある。スタッフやトーナメント・プレイヤーは、ブラフと詐欺行為の間の線引きを理解すべきである。これはまた、紳士的かつトーナメント・プレイヤーに求められることを明確に示す。
 DCIは哲学として、プレイヤーは「ゲームのルールをよく理解していること」「現在の局面にある相互作用によく気付くこと」「よい戦術的計画」によって有利をえるべきだと考えている。プレイヤーはゲームの進行中に対戦相手を助ける必要はない。
 状況によらず、プレイヤーは礼儀正しく敬意をもって対戦相手に接することが求められている。そうしない場合、〔非紳士的行為〕の懲罰を受けることになりうる。
 (略)

すごい長い
ブラフと詐欺行為の線引は明確にするべき
対戦相手を助ける必要はない
礼儀正しく敬意を持って対戦相手に接する、暴言を吐いたり台パンなどはもってのほか
個人的には「事故って機嫌が悪くなるヤツ」とか「負け語りオジサン」とか、その辺の気持ちは分からなくもないですけれども、対戦相手にそれらをぶつけるのは正直非紳士的行為だと思うんですけどどうなんでしょうかね


●4.2 イベントでの手順省略
 イベントでの手順の省略とは、プレイヤーが特にそう宣言せずにルール上の一連の行動の一部を飛ばすことである。ゲームをスムーズに進行するためには必要であり、これによってルール上の些事にとらわれることなく明確なプレイを行なうことができるようになる。ほとんどの手順の省略は、1回またはそれ以上の回数、暗黙に優先権の放棄を行なうことを含む。優先権の放棄を含む手順の省略を新しく使いたい場合、その宣言の一部として最終的なゲームの状態がどうなるのかを明確にすること。
 プレイヤーは、省略されている一連の行動の途中で、どのようにして、またどの時点でその行動から逸脱するのかを宣言し、中断させることができる。この方法で、自分自身の行なっている省略を中断することも認められている。宣言されていない手順の省略を用いたり、一般に用いられている手順の省略を勝手に変更したりして、ゲームを曖昧なものにしてはならない。
 プレイヤーは優先権を要求し、何もしないことを選んではならない。何もしないことを選んだ場合、優先権は要求されなかったものとして直前に優先権を持っていたプレイヤーに戻される。
 マジックで伝統的に用いられている手順の省略として、以下のものがある。それらから逸脱したい場合、そうすることを明示するべきである。また、例示の中には、暗黙に優先権を放棄することをもたらすという点において上記のポリシーに反するものがある。
・自分のターンに行なう「ゴー」「エンド」「どうぞ」「ダン」などの宣言は、そのプレイヤーの終了ステップに優先権を非アクティブ・プレイヤーに渡すまでパスし続ける、ということを意味する。非アクティブ・プレイヤーは望むならその時点までの任意の時点でパスを中断し、何か行動することができる。
・自分のターンの戦闘前に、「戦闘」「攻撃」などの単語を使った「戦闘入ります」などの宣言をした場合、非アクティブ・プレイヤーが止めない限り、戦闘開始ステップにアクティブ・プレイヤーがパスした、ということを意味する。非アクティブ・プレイヤーは望むならその時点までの任意の時点でパスを中断し、何か行動することができる。
・プレイヤーがオブジェクトをスタックに積んだ場合、特に優先権を保持すると宣言しない限り、優先権を放棄すると仮定する。優先権を保持することを宣言せずに複数のオブジェクトを続けてスタックに積んだ場合、プレイヤーがその途中で何か行動を取りたいと思った場合、中断されるところまで巻き戻されるべきである。
・戦闘中に行なう「攻撃ありません」「0体」などの宣言によって、アクティブ・プレイヤーは戦闘終了ステップにおいて優先権をパスしたということを示す。
・Xの値を宣言せずにXをマナ・コストに含む呪文を唱えたり、Xを起動コストに含む起動型能力を起動したりした場合、マナ・プールにあるマナをすべて使っているものと仮定する。
・プレイヤーが呪文を唱えたり能力を起動したりした時に、解決時に行なうべき選択を宣言した場合、その呪文や能力に対して何か対戦相手が対応しなかった場合には、その宣言通りの選択をしなければならない。対戦相手がその選択について尋ねた場合、それは優先権の放棄と見なし、その呪文や能力の解決に入る。
・コストが0の場合、特に宣言しない限りそのコストは支払われたものとする。
・スタックにあるオブジェクトを対象とする呪文や能力を唱えたプレイヤーは、特に宣言しない限り、スタックの一番上にある適正な対象を対象としているものとする。
・クリーチャーで攻撃する時に攻撃プレイヤーが特に宣言しなかった場合、防御プレイヤーがプレインズウォーカーをコントロールしていた場合にも、プレインズウォーカーではなくプレイヤーに向かって攻撃しているものとする。
・ダメージ呪文や能力でプレインズウォーカーを対象にすることを宣言した場合、そのプレインズウォーカーのコントローラーを対象としてダメージを解決時に移し変えることを宣言したものとして扱い、対戦相手が対応しなかったらその宣言通りの選択をしなければならない。
・双頭巨人戦で、攻撃クリーチャーはそのコントローラーが特に宣言しない限り、防御チームの第1プレイヤーにダメージを割り振るものと仮定される。

長い
ちょっと前に流行った「コンバット」発言問題とかもこの辺で例を挙げて著されていますね
攻撃時にプレインズウォーカーと宣言しなかった場合プレイヤーに攻撃したものとするとかは今知ったなどなど


●4.3 順序違いの連続行動
 マジックのゲームを厳密に表現することの複雑さに鑑み、完了後の結果が適性で明確な局面を現している場合には、技術的には正しくない順番であっても動作を一連として行なうことは許容できる。
 正しい順序で行なったと仮定した場合に全ての行動が適正であることが必要であり、また、対戦相手は必要な時点で対応するために、正しい順序で行なうようにプレイヤーに求めても良い。(その場合、それ以降に行なわれる行動は一旦取り消され、そのまま行動する義務は生じない)。順序違いの連続行動によって決定を遅らせ、本来のタイミングではまだ得られていない情報を利用することができてはならない。
 プレイヤーは、順序違いの連続行動の途中で対戦相手の反応を見て利用してはならないし、またやり忘れた事をやりなおすために順序違いの連続行動だと主張することも認められない。一般に、一連の行動を行なった後で手が止まった場合、それで行動が終わったものだと判断され、連続行動は終わりとなってゲームは連続行動終了後の対応する局面に進むことになる。
例:
(A) プレイヤーが土地をアンタップする前に《マスティコア》のアップキープ・コストとしてカードを捨てた。
(B) 《砕土》の解決時に、《砕土》のカードを墓地に置いてからカードを探した。
(C) 《均衡の復元》の解決時に、土地やクリーチャーを生け贄に捧げる前に手札を捨てた。
(D) 2体のクリーチャーが状況起因処理によって墓地に送られる場合に、その一方が持っている戦場を離れた時の誘発型能力を、他方を墓地に置く前に解決した。
(E) ブロック・クリーチャー指定を始めてから、《樹上の村》を起動してそれでブロックした。

いまいちよく分からないけれども
ルール上許容出来るけれども、それを利用して有利になるようにしてはならないし、対戦相手は適切に順序を守って行動してもらうように指摘する事もできるってことかな?


●4.4 誘発型能力
 プレイヤーは自分の誘発型能力を覚えているものとする。故意に無視した場合、〔故意の違反〕となる。プレイヤーには、自分がコントロールしていない誘発型能力の存在を指摘する必要はない。ただし、望むなら1ターンの間指摘することができる。
 誘発型能力は、そのコントローラーがその誘発型能力がゲームに目に見える影響を与えるはずのタイミングを過ぎてから他の何らかの処理を行ったときに忘れられたものと考えられる。忘れられた誘発型能力は、自動的にスタックに積まれたものとしては扱わない。忘れられた誘発型能力の扱いは、そのイベントのルール適用度によって定義される。

いわゆる誘発忘れ、故意に忘れるのは違反である
ボブを今までは誘発してたのにライフがやばくなってきて忘れたりすると故意と言われてもしょうがなかったりするよね
忘れられたものの扱いはルール適用度による


●4.5 チーム戦/双頭巨人戦での意思疎通
 同一チーム内のメンバーは、いつでも他のメンバーと口頭で意思疎通してもよい。これにはプレイ中、ドラフト中、デッキ構築中を含む。しかしながら、非公開情報を手にすることができる可能性のあったチームメンバー(チームメイトが対戦を続けている間に観客と話をしたなど)はそのマッチの間チームメイトと意思疎通してはならない。
 ドラフト中の記録に関する制限は、チーム戦でも適用される。

チーム戦では意思疎通してもよいけど、外部と連絡し得たチームメイトとは意思疎通出来ないよって感じか



●5. イベント規定抵触行為

●5.1 故意の違反
 故意の違反は許されない行為である。ヘッド・ジャッジは、故意の違反に関するすべての申し立てをよく検討し、プレイヤーが不正な行為をしたと判断した場合には違反処置指針に基づく適切な罰則を与える。すべての失格者は、後にDCIの再調査を受け、更なる罰則が適用される可能性がある。

故意にルール違反をして有利になろうとしてはいけない
故意であるか故意で無いかはヘッドジャッジが判断する


●5.2 共謀・買収
 退出、投了、あるいはIDへの同意は、見返りがあるものであってはならない。そのような見返りについて申し出ることは禁止されている。申し出があった際に即座にジャッジを呼ばなかった場合、両方のプレイヤーが同様に処罰される。
 プレイヤーは、現在のイベントで得られる予定の賞を任意に分け合うことができ、マッチの間あるいはマッチ前にそれについて同意を取っておくこともできる。ただし、そのゲームやマッチの結果、あるいはプレイヤーのイベントからの退出が、賞を分け合ったことに起因するものであってはならない。
 この例外として、シングル・エリミネーションの最終戦と告知されているマッチにおいて、賞を任意に分け合うことが認められている。この場合、そのテーブルのプレイヤーのうち1人はイベントを退出することに同意しなければならない。その後、プレイヤーにはその結果の順位による賞が与えられる。
 マッチやゲームの結果は無作為にあるいは勝手に決定されてはならず、通常のゲームによって決められなければならない。サイコロの振り合い、コイントス、腕相撲、その他のゲームの結果によって決めるなどは認められない。
 プレイヤーは他のマッチと関連して同意を導いてはならない。プレイヤーは他のテーブルのマッチやゲームの状態を見て判断しても良いが、マッチ中に席を離れたり、観客に状況を聞いたりしてはならない。
 現金か未開封の商品だけが賭けられているイベントのシングルエリミネーション・ラウンドでは、イベント主催者の許可があれば、プレイヤー全員が賞を均等に分割することを選んでも良い。その時点でイベントを終わりにしても良いし、プレイを続けても良い。この同意のためには、イベントに残っているプレイヤー全員が同意する必要がある。
例:1位が12パック、2位が8パック、3位4位がそれぞれ4パックを得られるというイベントの準決勝開始前に、プレイヤーはイベント主催者に、イベントを終了させ、全員が7パックずつを手にする許可を得ても良い。
例:交通費と参加資格が得られる1人枠のプロツアー予選での決勝で、決勝進出者2名は同意によってイベントの賞を分け合っても良いが、その同意によってマッチの結果が変化してはならない。1人がイベントから退出し、退出しなかったプレイヤーは交通費と参加資格を得る。その後、それ以外の賞品を同意したとおりに分け合って良い。交通費と参加資格を切り離すことはできない。

見返りを求めてIDしたり投了したりする申し出をしてはいけない
申し出があった場合に即座にジャッジを呼ばなかった場合申し受けた側も同様に処罰がある
ただし、シングルエリミネーションの最終戦に限っては商品の分配をしても良い
よくあるPTQの決勝でのPT権利or他の商品全部ってのは、これで許されている
また、引き分けそうだからジャンケンで勝敗を決めるとかは許されない、ジャンケンだけでなくMTG以外の方法で勝敗を決めてはならない


●5.3 賭博行為
 イベント参加者、スタッフ、観客は、イベント、マッチ、ゲームの結果並びにそれらの一部に関しての賭けを行なってはならない。

(アンティはしちゃだめだよ)


●5.4 非紳士的行為
 非紳士的行為は決して容認されない。イベント参加者には、礼儀正しく敬意に満ちた振る舞いが必要である。非紳士的行為にはたとえば以下のようなものが含まれる。
・不敬を働く
・常識的に考えて嫌がらせ、いじめ、つきまといと思われるような行動をする
・スタッフ、プレイヤー、観客に対して、言い争ったり、けんか腰に振舞ったり、侮辱したりする
・観客やスタッフも含む参加者のプライバシーや安全性を侵害する
・他の参加者をいじめ、侮辱、威嚇する目的でソーシャルメディアを使う
・イベント・スタッフの指示に従わない
 スタッフは気がついた問題のありうる行動を可能な限り早く調査し、その行動が繰り返されないように行動すること。非紳士的行為はすべてDCIの調査を受けることになる。

これらの行動は当たり前のように非紳士的行為
喧嘩腰に振る舞うのは、どこでも正直よく見るのですごい気になる


●5.5 遅いプレイ
 プレイヤーは、どれだけ状況が込み入っていようとも、時間を守ってターンを進めなければならず、イベントごとに定められた時間制限を守らねばならない。プレイヤーは、告知された時間内にマッチを終わらせられるペースを守る義務がある。時間稼ぎは許されない。プレイヤーはジャッジに、そのゲームが遅いプレイでないか見るように頼んでもよい。その種の要求は、イベントの状況によっては受け入れられない場合がある。

みんな大好き遅延プレイの話
プレイヤーには時間内にマッチを終わらせる義務がある
また、盤面がどれだけ混み合ってようとも、ルール的にはそれとは関係なく時間を守ってターンを進めなければならない




長いみある
まだまだ続く(続くとは言っていない)

コメント

すずくま
すずくま
2015年2月25日17:25

初めまして
>暴言を吐いたり台パンなどはもってのほか
MOシャッフラーさんへの暴言やMOで土地詰まりしたときの台パンも、もしかしてNGなんでしょうかね?

ふいんき(何故か変換できない)
2015年2月25日17:47

>>
MOはMTGじゃないから(震え声)
まぁMOでもチャットで対戦相手とかに暴言吐くのは良くないですね
PCの前で暴言吐いたり台パンするくらいなら許してくれるかもしれません…。

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

この日記について

日記内を検索