マナ・コストの無いカード
2013年5月28日コメント (3)マナ・コストの無いカードについて疑問
これ三なる宝球が場にある状態で、例えば睡蓮の花を普通にプレイしようとしたらどうなるの?
上記のマナ・コストの無いカードの説明によると唱えようとする事は出来るみたいだけど、通常ならここで存在しないマナコストは支払えないので巻き戻るから結局唱えられない。
けれども、三なる宝球があるとマナ・コストは未定義は0として扱うから、3マナ以下判定が出て三なる宝球の効果で睡蓮の花のマナコストは3マナになる?つまり3マナでプレイできる?
三なる宝球の書き方がコストの増減ではなく、代替コストのように読める?
本当に?
詳しい人あとよろしく
マナ・コストの無いカードは文字通りマナ・コストが存在しないカードのこと。
存在しないマナ・コストは、支払うことができないコストである。
マナ・コストを支払うことができないだけで、唱えようとすることはできる。しかし、コストを支払う手順でコストを支払えないため、唱えることは不正となり、唱え始める前の状態に巻き戻される。
これは呪文として唱えられないことのみを意味する。土地のプレイの手順にはマナ・コストの支払いが含まれないため、影響を受けることなく通常通りプレイを完了できる。
「マナ・コストを支払わずに唱える」などの代替コストで唱えることができる。これは、唱える手順を「マナ・コストを支払う」ことなく完了できるようになるためである。
つまり、等時の王笏/Isochron Scepterで作ったコピーを唱えたり、太陽の拳/Fist of Sunsで(W)(U)(B)(R)(G)を支払って唱えたりすることが可能である。墓地にあれば過去の罪/Sins of the Pastで唱えることができる。
コスト増加カードでも支払うことはできない。存在しないコストに対しては、増減させる効果を適用できないからである。
エッセンスの漏出/Essence Leakや氷の洞窟/Ice Caveなど、マナ・コストを支払わせる効果についても同様に支払うことができない。
マナ・コストのないカードに対して他のコストがマナ・コストと同じ値に設定される場合、そのコストも存在しないため支払うことができない。
つまり、埋め合わせ/Recoupを使ってもフラッシュバックできないし、啓発のジン/Djinn Illuminatusがいても複製はできない。
スタックに乗っているならばミラーリ/Mirariや双つ術/Twincastなどでのコピーは問題なくできる。点数で見たマナ・コストは未定義値のルールにより0として扱うため、イゼットのギルド魔道士/Izzet Guildmageでのコピーも可能。
Wikiより
Trinisphere / 三なる宝球 (3)
アーティファクト
三なる宝球がアンタップ状態であるかぎり、それを唱えるためのコストが3マナ未満である呪文はそれぞれ、それを唱えるためのコストが3マナになる。(コストの追加のマナは好きな色のマナまたは無色マナで支払ってよい。例えば、唱えるためのコストが(1)(黒)である呪文は、代わりに唱えるために(2)(黒)を支払う。)
As long as Trinisphere is untapped, each spell that would cost less than three mana to cast costs three mana to cast. (Additional mana in the cost may be paid with any color of mana or colorless mana. For example, a spell that would cost {1}{B} to cast costs {2}{B} to cast instead.)
Lotus Bloom / 睡蓮の花
アーティファクト
待機3 ― (0)(このカードをあなたの手札から唱えるのではなく、(0)を支払うとともにそれを時間(time)カウンターが3個置かれた状態で追放する。あなたのアップキープの開始時に、時間カウンターを1個取り除く。最後の1個を取り除いたとき、それをそのマナ・コストを支払うことなく唱える。)
(T),睡蓮の花を生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに好きな色1色のマナ3点を加える。
これ三なる宝球が場にある状態で、例えば睡蓮の花を普通にプレイしようとしたらどうなるの?
上記のマナ・コストの無いカードの説明によると唱えようとする事は出来るみたいだけど、通常ならここで存在しないマナコストは支払えないので巻き戻るから結局唱えられない。
けれども、三なる宝球があるとマナ・コストは未定義は0として扱うから、3マナ以下判定が出て三なる宝球の効果で睡蓮の花のマナコストは3マナになる?つまり3マナでプレイできる?
三なる宝球の書き方がコストの増減ではなく、代替コストのように読める?
本当に?
詳しい人あとよろしく
コメント
って書いてあったよ
ちょっと長いですが引用すると、
601.2e プレイヤーはその呪文の総コストを決定する。通常、そのマナ・コストだけである。追加コストや代替コストを持つ呪文や、支払うべきコストを増減させる効果、あるいは他の代替コストを使えるようにする効果も存在する。コストには、マナの支払い、パーマネントのタップ、パーマネントの生け贄、手札のカードを捨てる、などが含まれる。総コストとは、マナ・コストまたは代替コスト(rule 601.2b で決定したもの)に、すべての追加コストやコストの増加分を加え、コストの減少分を引いたものである。コストの増減を計算した結果として総コストのマナ部分がなくなった場合、それは{0}として扱う。{0}未満に減少することはない。この計算後、総コストを直接変更する効果が適用され、総コストが「固定」される。この後で効果が総コストを変更しようとしても、何の効果もない。
最後の「総コストを直接変更する効果」が《三なる宝球》です。
で、Weltallさんの言うとおり、存在しないマナ・コストは追加コストが加わっても支払うことが出来ません。これは別のルールで、以下の通り。
117.6a 支払うことができないコストが、何らかの効果によって加算されたり、追加コストが加わったりしても、そのコストは支払うことができないままである。支払うことができないコストに、マナ・コストを払わずに唱えてもよいという効果などの代替コストが適用された場合、その代替コストを支払うことは適正である。
三なる宝球がコスト増減じゃなくて代替コストに読めないかなーってまゆしぃは思ったのです。
>>茶岬さん
三なる宝球はコスト増減の区分に含まれる総コストを直接変更する効果で、代替コストじゃないから無理って事ですか。